厚塗りのイロハ

こんにちは、いつか厚塗り講座つくろうかなあと思ってましたが、その前に厚塗りは難しい!と感じている人たちの為の指南書的な物でも作りたいと思います。これをみてヘルプとなれば幸いです。

Q. 厚塗りのメリットは?アニメ塗りとどう違いがある?
A. 厚塗りをするということは、ブラシストロークを見せるという事に等しいです。
つまり、より材質そのものを出したり、細かいところまでこまわりが効くという事です。
対しアニメ塗りにおいては(最近だとこの境界も曖昧だけど)アウトラインを基本として話が進みます。
つまり、細部を出すのには線を描くドローイングの能力が必要になります。対して厚塗りは簡単にクボミとかを表現できる。
ただし、立体的な把握が苦手だと、すごくボヤケたり、変な風になります。

Q. どうやって細かいところを厚塗りで描くの?
A. とりあえずキャンバスサイズを大きくする、小さくては何も出来ません。だいたい2000px以上。
立方体を意識して、面と面で一回色分けしてから細かいところを描きましょう。最初から色を付けず、
影などで輪郭を決めて「これだ」と納得するまでトライし続け、色はレイヤー新しく作って乗算とかで付けちゃえば良いです。
Sai使いなどが陥りがちな難点、色が映るようなブラシ使ってませんか?とりあえず隣から色持ってくれば、
自然な色合いになると誤魔化していませんか?細かいところは色をハッキリさせないと理解してもらえません。ぼかすと変になります。
また、陰影をちゃんと他のパーツと合わせましょう。陰影のレイヤーを別に作って、一部が暗くなりすぎないようにすると吉。

Q. 細かく描けたけど物凄い違和感あるんだけど?
A. なんか一部だけ物凄く細かくピクセル単位で描いたり、他のところでサボってると違和感が出ます。バランス重視。

Q. 色合いが上手く取れないんだけど?
A. その場で色選びじゃなくって、最初にある程度使う色決めましょう。あと彩度が過剰に偏ってたりしませんか?
明度は陰影で変わるものです。あまり暗すぎる色を選ばず、黒だったら→灰色など、工夫も必要です。
慣れると自分の好きな色が出来ますので、飽きるまでローテーションで回していけばOK

Q. PhotoshopとSai、他ペイントツールとか、どれがいいの?
A. 個人的にはPhotoshopですが、Saiでも全然戦えます。
体験版を使ってみて、良かったら買いましょう。学生ならPhotoshopは廉価版や、学生版がありますので、
お年玉で、社会人だったら思い切って買っちゃうのもアリです。

Q. PhotoshopはなんでSaiより高いのにブラシがダメダメなの?
A. デフォルトブラシ設定では描きづらいです。
ブラシ設定で「その他」→ジッターを全て0%にして、コントロールから筆圧を選ぶことにより1000倍描きやすくなります。
ちなみに、Saiのブラシもかなり凝ってますが、下手に色のうつるブラシを使ってるとそれに慣れて大変な事になるので注意。
色移りしないブラシにもちゃんと触れて、慣れておきましょう。

Q. どうしたら厚塗りの重厚感が出るの?
A. ひたすら色を重ねることです。コツとしては、明るいところと、暗いところの境界を考えて
グラデーションを作っていくわけですが、暗い場所は青みを掛けて、明るい場所は黄みを加えるといい感じになります。
勿論時と場合によりますが、知らなかった!って人は適当な水色で塗って、少しずつ水青→黄緑→黄色→白って
グラデーションつくると綺麗すぎて鼻水でるよ。あとは、適当にビミョーに暗い色を明るい色の所に加えたり、
その逆をしたりして、ちょっとだけデコボコ感を作れば厚みが出てくると思いますよ。

Q. 背景はどうやって描くの?
A. 俺に教えてくれ!と言いたい所ですが、むーずかしいですね。
自分がいつもやってる方法だと、空の色で一回塗りつぶしてそれに薄い色を使い乗算でコンクリートやら地面やらの色を決めて
あ、遠景を描くときの話ですよ。それで、色を配置して言ったら、遠くにいくほど背景に染みこんでく、つまり空色がからせて
一番大事なのは、太陽光がちゃんとあたってることを意識して描く。最悪光源が合ってれば背景はOKなんですよ。
ただのアニメみたいな奴が描きたいなら、適当に無難な色を選ぶ、無理だったらドット絵とかから取ってくるのが良いです。
試したことないですけど、ドット絵師さんの色使いには光る物があります。是非参考にしましょう。

Q. 厚塗りでどうやって人描くの?
A. 基本アニメ塗りと変わりません、観察して、スケッチして、経験が生きます。ていうか、違和感あったら消せばいいんです。
それを続けてれは最終的には違和感の無い物が出来ます。こうして下線ができたら、背景にマッチする色を選び、
というか空の色とか決まってるなら、それを暗くして、下線をなぞる感じで塗りつぶして、他レイヤーで人に陰影付けて、
で、いい感じになったら乗算で色付けして下さい。あとは、下線を消すなり残すなり、レイヤー結合したり影付けたり
自分の好きなようにやって構わないと思います。

Q. 作業時間短縮できないの?
A. 厚塗りは気合だ!その時のセンスだ!明日になったらもう次に何をしようとしてたか忘れてしまう!
やるなら4時間くらい空きのある日にオススメする!・・・・・・真面目に答えると
ショートカットキーで、ブラシ、消しゴム、スポイトの三つを割り当てて、
そのサイズもいじれるようにしておきましょう。ちなみに自分の設定。
[Q] ブラシ [E] 消しゴム [D] スポイト [W] ブラシサイズ拡大 [S] ブラシサイズ縮小
[Ctr + W] 拡大 [Ctr + S] 縮小
でも時間がかかるものは掛かってしまう、悲しい現実。

質問何でも受け付けています。

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3 Responses to 厚塗りのイロハ

  1. a より:

    色々と助かりました。

  2. のワの より:

    厚塗りで検索して、たこの塗り参考にしました
    ありがとうございました

  3. wadi より:

    前回の厚塗り講座とは打って変わって理論よりな意見が聞けてよかったです。ありがとうございます。

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